女性専門の鍼灸治療院「かおり&やすらぎ」|東京都渋谷区

渋谷徒歩6分の鍼灸院 アロマと鍼を融合した女性専用の治療院
(社)東京都鍼灸あん摩マッサージ指圧師会員
(公社)日本アロマ環境協会 総合資格認定校

かおり&やすらぎ

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予防?or対処?「熱中症」で冷やす場所

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予防? or 対処?「熱中症」で冷やす部位は違う

  近年の夏は猛暑日が続くので、首を冷やすネッククーラーを使っている方を、多く見かけますが、必要以上に首を冷やし続ける”頭痛”や”肩こり”がひどくなることがあるので、注意が必要です。

冷たいものを身体にあてるということは、筋肉の血行も悪くなるということで、動きが鈍くなったり、寝違えのようになったりしやすくなります。

熱中症対策で、なるべく身体への弊害がなく、効率よく冷やすということであれば、熱中症”予防”の場合は『冷やす部位を工夫する』ことをおすすめします。
 
 
 
熱中症になってしまったら
  
■冷やす場所は『首』『わきの下』『太ももの付け根』
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急いで体温を下げるのが目的。
”皮膚のすぐ下に太い血管がある場所をねらって冷やす”のが効果的
緊急事態ですから、皮膚や筋肉の冷痛はしょうがない。
※さらに詳しい「熱中症の応急処置」はこちらをご覧ください。

 
 
熱中症を予防するなら
  
■冷やす場所は『手のひら』『足の裏』『頬』
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頭痛や肩こりへ影響せずに体温を下げるのが目的。
体の末端にしかない”動静脈吻合”という血管を冷やす方法
心地よい冷感を使用するので、冷痛がなくコリも起きにくい。
 
 
熱中症の予防は「動静脈吻合」を冷やす
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  動静脈吻合(Arteriovenous Anastomose : AVA)とは、毛細血管を通さずに、動脈と静脈を直接結ぶバイパスのような血管。

普段は閉じているのですが、体温が高くなると開通して、大量の血液を手足の末端へ集め、『熱を放散 ⇔ 冷やした血液を戻す』という”体温を低下させる”ための循環が起こります。

熱中症の予防には、この”熱を放散する体の仕組みを利用”して、動静脈吻合の部位を冷やすのが効果的。

検証もされていて、「首・わきの下・鼠径部」を冷やした時よりも、「手のひら・足裏・頬」の方が体温を低下させることがわかっています。
参照:学術論文『Novel application of chemical cold packs for treatment of exercise-induced hyperthermia: a randomized controlled trial』
 
 
効率的な「室内」での熱中症予防法
 
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冷水で「手浴」「足浴」 


■エアコンや扇風機(冷風機)にプラスして、冷水で「手浴」「足浴」をしてみましょう。

<冷水の作り方>
水道水に、氷2~3個を入れれば出来上がり。
氷の代わりに保冷剤を入れてもOKです。

<ポイント>
数分間続けられるような、心地よいと感じる温度で行いましょう。
キンキンに冷たくすると、痛みがでてきますので要注意。

※室内の熱中症はこんなときに起きます。
 詳しくはこちらのページ
 
 
効率的な「屋外」での熱中症予防法
 
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冷たいものを「手で握る」
   

■「保冷剤」や「冷えたペットボトル」で手のひらを冷やしましょう。

<冷たすぎると効果なし>
痛みを感じない程度の冷たさで行います。
冷たすぎると動静脈吻合が閉じてしまうので、効果がありません。
ハンカチなどにくるんで温度の調整をしましょう。

<汗も抑えられる効果がある>
この方法は、汗も抑えられることが分かっています。
メイク崩れや、汗染み予防などにも活用してみてください。
 
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熱中症の応急処置

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まずは救急車! 待つ間の応急処置
 もし意識がなかったら、すぐに救急車を呼びましょう。
 救急車を待つ間や、意識がある場合は下記を行います。

  1  涼しい場所へ移動し、横になる
  (クーラーの効いた室内、風通しの日陰へ)

  2  衣類をゆるめ、靴下を脱ぎ肌を出す
  (風通しを良くして、体温を放散させます)

  3  皮膚を水でぬらす⇒扇風機で風をあてる
  (濡れた肌に風をあてると冷えやすくなります)

  4  保冷剤でからだを冷やす
 
 
冷やすのは「首」「わきの下」「下肢のつけね」
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冷却に使えるもの
 

 ■保冷剤・氷・ペットボトル・缶飲料・氷枕(氷のう)
冷凍庫や冷蔵庫に入っている品がなければ、”自販機で買った冷たいもの"も使えます。

 
 
冷やす身体の部位
  

 ■前頸部の両側
 ■わきの下
 ■足のつけね(鼠径部)


上記は、浅めの場所に太い静脈があるので、皮膚を冷やすことで血液も冷やすことができ、体温を下げることができます。
 
「おでこ」にジェルシートは効き目なし
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額にジェルシートは ×効果なし

冷感ジェルシートをおでこ(額)に貼るのは、ひんやり気持ちいいのですが、身体を冷やすことはできません。熱中症予防には効果がないので、気持ち良さを楽しむ♪ということでお使いください。
 
 

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思わぬ盲点「室内の熱中症」

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「室内」で熱中症が起きるとき

 ■湿度が高いために、汗が蒸発しにくい
 ■風がないために、皮膚の温度を逃がせない
 ■水分が不足しているために、汗がかけない

 
思わぬ盲点に要注意!
  
 気温がそれほど高くない場合でも、
体温調整ができない環境』や『水分不足』で熱中症になります。


 
体温の調整に「汗」はかかせない!
  
 
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ヒトは体温が上がると、熱を外気へ逃がして調整しようとします。
その時にかかせないのが、皮膚表面からでる「汗」
汗を蒸発させて、体温を下げるためにも、水分補給はこまめに行いましょう。


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こんな症状が出たら要注意!
 
 ■めまい ■失神 ■筋肉の硬直 ■大量の汗 ■頭痛 ■吐き気 ■立ち上がれない     
 ■動悸 ■手足のしびれ ■強い倦怠感 ■高体温 など

 もし「呼びかけ」ても”反応がない場合”は救急車をよびましょう。


 
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冷やしすぎは「頭痛」のもと

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ネッククーラーの使い過ぎは『頭痛』のもと

 首を直接冷やす「ネッククーラー」「クールネックリング」は、ひんやり感が皮膚に直接感じられて気持ちいいのですが、やりすぎは禁物!

長く冷やし続けたことが原因で、頭痛・寝違え・首の痛みになるケースも多くあります。

たしかに首にある太い血管を冷やすことで、体温を効率よく下げることができるため、熱中症の予防にはなるのですが、

別な視点でとらえると・・・
冷やした筋肉が、硬く縮まります。

首や肩の動きが悪いと感じてきたら、やりすぎのサイン。
こめかみの痛み、頭の鈍痛も黄色信号です。

使い過ぎによくあるタイプをご紹介しますので、次のような症状が出てきたら、少し使用を控えてみましょう。
 
「 ネッククーラーやりすぎ」の3タイプ
 ネッククーラーの使いすぎに、よくある3タイプです。

  1  僧帽筋の痛みタイプ
   特徴:頭痛(こめかみ、側頭)アゴの痛み、首の痛み
僧帽筋上部2z7


  2  肩甲挙筋の痛みタイプ
   特徴:首全体の強いコリ感、肩に広がる痛み
      後ろをしっかり振り向くことができない
肩甲挙筋1


  3  胸鎖乳突筋の痛みタイプ
   特徴:頭痛(おでこ、目の周り、耳のうしろ)
      目の奥の鈍痛、涙目、奥歯の鈍痛
 
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 上記のような症状が長く続く場合は、首の筋肉を柔らかくして、動きをもとにもどす必要があります。

首の筋肉を痛みを出さずにマッサージするのはプロでも難しいので、首を専門的に治療できるところを探して、なるべく早めに治療しましょう。
 

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寝てる時に足がつる

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こむら返り
寝てる時にふくらはぎがつる
布団の中で伸びをすると足がつる
などの症状。

おもな原因は
身体の冷え、血行不良、筋肉の疲労、
水分不足、体内のミネラルバランスの悪さ
などがあげられます。

健康体なのにひんぱんに足がつる
という場合は、

ふくらはぎの筋肉が
硬くなっている


のが大きな要因の一つです。

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運動不足で筋力が落ちている人も
ウォーキングなどで足を使っている人も

長時間イスに座っていたり
あまり動かず同じ姿勢でいるなど
日常的な習慣で筋肉は硬くなります。

とくに足の筋肉は、
体重を支えて二足歩行するので
疲労しやすいのですが、

なぜか、
首・肩・腰のコリのようには
意識されず、
硬いまま放置されやすい筋肉。

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筋肉が硬くなっているところに
プラスして、
夏は冷房で身体が冷えたり

布団から身体を出して寝ていて
朝晩の冷気で足が冷やされる
など

季節や環境の悪条件が加わると
さらに足がつりやすくなります。

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尚、こむら返りは
水分不足で起こるといわれますが

逆に
水分をたくさん飲んでも
ふくらはぎの筋肉が硬い人は
足がつりやすくなるので要注意。

かたくなった筋肉は動きが悪く
体液を循環させるポンプ力が小さいので
余分な水分を
足から心臓へもどすことができず
とてもむくみやすい状態です。

水を足にまとわりつかせている
ようなもの。

汗や外気で冷えやすく
さらに筋肉が硬くなるので、
こむら返りも起きやすくなります。

ふくらはぎのストレッチ」や
こむら返り予防の習慣」などを
取り入れてみましょう。
 

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